本日は、消防記念日です。昭和23年3月7日に『消防組織法』が施行されたことに由来しているそうです。今日は『延焼』について考えてみたいと思います。
火災はまず自分が火元にならないように気を付ける事は容易ではないでしょうか?住宅設備も進化しています。例えばガスコンロはSIセンサ-という装置がついていて、消し忘れや空焚きにならないよう火が消える仕組みになっております。また火災報知器の設置も新築は義務化されており、火が広がる前の最小限で対処できるようになっております。では、延焼はどうでしょう?火元はお隣さんとなりますが、現行の建築基準法では外部(外壁や屋根等)は不燃材で覆うというルールになっております。不燃材とは燃えない素材の事です。ではなぜ延焼してしまうのか?
実は、上記の表の通り外壁から柱に熱が伝わり、その熱が約260℃で引火、400℃~450℃で発火温度になります。簡単に言うと壁の中の柱が燃えて延焼するという仕組みになっております。
火元との距離によっても伝わる温度は変わりますが、今の日本の都市部でそう広い土地は中々なく、隣家との距離は短くなっています。しかも火元の家の重過失がないと損害賠償請求もできない法律になっていますので、火事に巻き込まれて、ご自分の火災保険で建て直すという事態になっていきます。こんな苦痛な事態を避けるために重要な部分は『外壁』となってまいります。要は、火災の火の温度を260℃~450℃にならないような熱の伝えにくい素材であれば延焼も大きくならず、被害も少なく命の危険も低くなります。大東建設のエキシ-ビレッジシリーズはこの点にも着目し外壁材に旭化成へーベルパワ-ボードを標準採用しております。
この素材は熱を伝えにくく延焼の被害を最小限にするのに最適な外壁材と考えております。
厚みも一般のサイディングと比較しても倍以上の37mm、重さも水に浮くくらい軽く家の骨組みへの負担も軽減、何より上記写真のような延焼の火が襲ってきても外壁の裏側に伝わる熱を軽減して、発火温度にならないように頑張ってくれる優れものです。住宅購入をご検討のお客様!家の選択肢の1つとして、いや、第1位順位として『安全性』を考えてください。なぜなら、住宅は長く家族を様々な災害から守る大切な『箱』であることが最大の使命と考えているからです。
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大東建設株式会社
住宅分譲部 小滝大輔