「窓ガラスについて」(その1)大東建設のお家コラム🏠
大東建設のお家コラムでは、これから住まい選びをしようという方や、住まいに対するお悩みをお持ちの方などに、住まいにまつわるお役立ち情報をお届けしてまいります。
今回は「窓ガラス」について、2回に分けてご紹介します。
【日本のお家と窓ガラスの歴史から】
日本のお家にガラス製の窓が普及し始めたのは、ガラスが国内でも量産されるようになった明治時代と言われています。さらに、関東大震災以降、建物も含めて文化の近代化に伴い、普及率が上がったとも言われています。
それまで、日本のお家は障子で光と風を遮ってきましたが、ガラス製の窓の登場により、外気をさえぎり、明るい日差しを通すことができ、快適な住空間を実現しました。
ただ、当時の技術では現在の窓ガラスとは異なる工法により、かすかながらも波打ってしまうのが難点でした。古い建物に使われている窓ガラスをご覧いただくと、現在の窓ガラスと違い、窓の向こうの景色が歪んで見える箇所があるのはそのせいです。
また、厚さについても、現在のような厚い板ガラスを製造できず、工法によりますが、2mmから19mmまでが一般的な厚さだったそうです。
その後、1960年代以降になって、現在のような、平らな窓ガラスの大量生産ができるようになり、お家と窓ガラスは切っても切れない関係となりました。
ところで、一般的に窓とか、ガラス窓などと呼ばれる設備は、ご存知の通り、ガラスだけで作られていません。窓ガラスがはめ込まれている「かまち」、また、「かまち」と「枠」を合わせて「サッシ」と呼びます。最近では「窓」というより「サッシ」と呼ばれることのほうが多いかもしれませんが、実は、この「サッシ」についてもいろんな種類があります。
(サッシについての詳しいお話はこちらもご参照ください)
ぜひ窓ガラスと一緒に、サッシについてもご参照ください。
【現在、お家に使われている窓ガラスは…】
現在、一般的な一戸建てのお家で使われている窓ガラスは、窓枠の大きさにもよりますが、主に3mmから5mmの厚さが採用されています。また、使われる場所により、様々な種類のガラスが採用されています。
特に近年では、窓ガラスが持つ従来の役割である、外気をさえぎり、明るい日差しを通すという役割を超えた、高い機能を持つものも増えています。
例えば、「掃き出しサッシ」と言われる、床面から天井近くまでの高さがあるサッシをはじめ、お家のサッシには、従来の1枚ガラスから、2枚のガラスを用いた「複層ガラス」を採用しているケースが増えています。また、ガラスの弱点である、割れるという問題に対応するため、透明な樹脂を張った防犯ガラス、金属を格子状に入れることでガラスが飛び散ることを抑え、防災面に配慮した網目ガラスなど、使われる場所によって様々な窓ガラスが採用されています。さらに、ガラスから少しだけ話がそれますが、鉄道や主要道路の近くなど、騒音が気になるお家では、二重サッシと呼ばれる、サッシを2組用いているケースもあります。
次回はこれら、現在お家で使われている窓ガラスについてご紹介いたします。こちらもぜひご参照ください。
【まとめ】
今回は、普段何気なく目にする窓ガラスのお話の第1回をお送りしました。実は、現在のような、高い精度で厚さが均一なガラスが大量生産できるようになったのは、60年くらい前からだそうです。また、ガラスも1枚ではなく、2枚使われることもあり、実は窓ガラス(サッシも含まれます)は他のお家の設備同様、どんどん進化しています。
当社では、住まいづくりや住まい選びに関する様々な疑問、お悩みについても承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
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