「寒い日にうれしい快適設備『床暖房』について」(その1)大東建設のお家コラム🏠
大東建設のお家コラムでは、これから住まい選びをしようという方や、住まいに対するお悩みをお持ちの方などに、住まいにまつわるお役立ち情報をお届けしてまいります。
今回は「床暖房」について2回に分けてご紹介します。今回はその1回目です。
【足元からポカポカ。お部屋の空気を汚さない床暖房】
冬はもとより、春先や秋の朝晩など、床の辺りから寒さを感じることはありませんか?急いで暖房をつけてはみたものの、なかなか室内が温まらないなんてご経験がある方もいらっしゃるかと思います。
そんな時に便利な設備が今回ご紹介する床暖房です。床暖房のメリットは大きく分けて2つ。1つ目は、足元からポカポカと温かいこと。お部屋の中で特に寒さを感じるのは床。その床が温かくなれば、お部屋の空気が温まる前でも快適に過ごすことができます。2つ目は、エアコンやファンヒーターと異なり、床下に設けた熱源で温める構造により、お部屋の空気を汚さないこと。健康面や安全面に配慮されている点に注目です。
【床暖房は大きく分けて2種類】
快適で安全性にも配慮された床暖房ですが、実は大きく分けて2種類あります。それぞれの仕組みについてご紹介してまいります。
●電気式床暖房🔌
電気式床暖房はその名の通り、電力で発熱する仕組みの床暖房です。床下の配線に電気を通すことで発熱する方式をはじめ、夜間電力を使用して熱を蓄える蓄熱式、最近ではPTCヒーターと呼ばれる、半導体系の素材を使用する方式もあります。
●温水式床暖房💧
温水式床暖房は、床下に設けた配管に温水を循環させることで発熱する仕組みの床暖房です。ガスで温めたお湯を使うガス温水式や、エコキュートやヒートポンプを使った電気温水式、灯油で加熱する灯油温水式もあります。
【電気式・温水式、それぞれにメリットとデメリットがあります】
このように、床から足元を温めるという目的は同じでも、大きく分けて2種類の仕組みがある床暖房ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
電気式床暖房は設置の際のコストが低く、特にお部屋の一部だけに設置する際は特にコストを抑えられます。しかし、配線に電気を通して発熱させるため、面積に比例して電気代がかかってしまうというデメリットもあります。
温水式床暖房は、配管の関係で電気式に比べて設置の際のコストが高くなるというデメリットがあります。しかし、熱源は1箇所のため、面積が広くなっても使う際のコストを抑えられるというメリットがあります。
これらのメリット・デメリットを考えると、リビングだけ、とか、キッチンだけ、のように、お部屋の限られた一部の床を温める場合は、主に電気式に軍配が上がります。一方、リビング・ダイニング両方の床を温める場合は、主に温水式床暖房がメリットが大きいと言えます。また、お家の建築時に設置する場合とリフォーム時に増設する場合でも異なるなど、状況に応じてメリット・デメリットが変わる可能性がありますので、導入の際は施工業者やリフォーム業者とご相談ください。
【床暖房のメリットは、こうしたご家庭に】
すでに床暖房の特徴として挙げていますが、何と言っても床暖房のメリットは、お部屋の空気を汚さずに足元から暖かくなる点。また、お部屋に温かな空気が循環するのを待つ必要もなく、比較的早く温まりますので、特に早朝の寒い時間帯をはじめ、日が暮れた後の時間帯にもうれしい設備です。健康面や安全面に配慮した設備は特に、赤ちゃんや小さなお子さん、お年寄りがいるご家庭を中心にオススメしたい住宅設備です。
【まとめ】
今回は床暖房について、構造の違いなどについてご紹介しました。冬だけでなく、春や秋の、エアコンを入れるほどでもないけど少し寒さを感じる時間帯にも、便利に使える暖房設備です。次回では、当社が標準で設置している「ガス温水式床暖房」のご紹介をいたします。
当社では、住まいづくりや住まい選びに関する様々な疑問、お悩みについても承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
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