住宅用制震ユニット「MIRAIE」(ミライエ)のご紹介
大東建設のお家コラムでは、これから住まい選びをしようという方や、住まいに対するお悩みをお持ちの方などに、住まいにまつわるお役立ち情報をお届けしてまいります。今回は、当社で採用している「住宅用制震ユニット「MIRAIE」(ミライエ)」をご紹介します。
【これからは「耐震」+「制震」による安心の住まい】
大地震からの教訓を経て、建築基準法の改正や技術の進化により、地震に耐える家づくりも日々進化しています。そんな中、注目されているのは「地震の後も住み続けられる家づくり」であり、そのための技術として注目されているのが「耐震」+「制震」という考え方です。
【制震ダンパー供給実績No.1※の「制震ユニットMIRAIE」】
当社では、住友ゴム工業株式会社製制震ユニット「MIRAIE(ミライエ)」を採用しています。
「MIRAIE」は三角構造の金属フレームと、高減衰ゴムによる装置を、基礎としっかり緊結する(しっかりと打ちつける)ことで、地震の揺れを吸収する「制震装置」です。地震の揺れが起こった際、高減衰ゴムに揺れを伝えることで、地震エネルギーを熱エネルギーに変換。これにより、地震の揺れを吸収します。
こうした構造により、国内新築木造住宅制震ダンパー供給No.1※の実績を誇っています。
※2021年1月~2021年12月の期間の供給棟数において。「木造の新築戸建て住宅用制震ダンパー」に関する市場調査(2022年1月株式会社ショッパーズアイ調べ)によります。
Point! 大東建設のお家コラム「耐震・制震・免震とは?」も合わせてチェック!
【MIRAIE導入のメリット1 制震性能と90年間メンテナンスフリー】
MIRAIE最大の特徴は、その制震性能の高さ。建物の揺れ幅を最大95%軽減し、住まいを守ります。また、高減衰ゴムダンパー部分は90年間制震特性がほとんど変わらない、メンテナンスフリーを実現。長い期間に渡り制震性能を維持する、家計にもやさしい制震装置となっています。それにより、京都・東本願寺(2007年)、熊本城天守閣(2016年)といった歴史的建造物の耐震補強・改修工事にも採用されています。
【MIRAIE導入のメリット2 熊本地震による実績】
去る2016年4月に発生した熊本地震は、最大震度7をはじめ、6強が2回、6弱が3回発生。規模もさることながら、大きな地震が複数回発生したことで、大きな被害が発生しました。その熊本地震の中でも「MIRAIE」を採用した熊本県内の住宅は、全壊・半壊ともに0(同社調べ)。特に注目したいのは、大きな地震の揺れに強いだけでなく、複数回に及んだ大きな地震の揺れにも耐えているという点です。
【ただし、導入は新築時のみ】
こうした、メリットの多い制震システム「MIRAIE」ですが、残念なのは、新築時にのみ導入が可能という点です。しかし言い換えれば、新たな家選び・家づくりの際にはもちろん導入可能と
いうこと。ぜひ家選び・家づくりの際には積極的に検討したい制震システムです。
【まとめ】
大東建設では、注文住宅・分譲住宅において住宅用制震ユニット「MIRAIE」(住友ゴム工業製)を採用し、地震に強いだけでなく、地震の後にも安心して住み続けられる家づくりを目指してい
ます。住まいづくり、住まい選びに関する様々な疑問、お悩みも承ります。ぜひお気軽にご相談ください。