既存住宅の窓が低レベルで断熱性能を上げ、室温を保つにはどうすればいいのか?
比較的費用を抑え、短時間で完成するのが、「内窓」。
二重窓にするのがオススメ。
リクシルのインプラスという内窓がございます。
既存窓はそのままに、室内側の窓枠内にもう一枚窓を取り付けます。
その内窓の性能によって、断熱性能が変わります。
既存窓と内窓の組み合わせによるU値
アルミ単体1枚ガラス+単板1枚ガラス=3.23w/㎡k
〃 +複層10mm以上=2.00w/㎡k
〃 +複層10mmLow₋E=1.71w/㎡k
アルミ複層6mm +複層10mm以上=1.58w/㎡k
既存窓と内窓の組み合わせ次第で、数値が大きく変わります。
特に既存窓がアルミ単体1枚ガラス(古い住宅に多い)+複層10mmLow-Eガラスにすると、イギリスのU値の最低基準をクリアできるようになります。
Low₋Eとはローエミシビティー(低放射)という意味で、複層ガラスの場合、ガラスとガラスの間の空気層内のガラス面にコーティングした特殊金属膜のこと。これにより、遮熱効果又は断熱効果が得られます。
日本の戸建て住宅のうちLow-Eガラスの占める割合は5%。
わずか5%しかありません。
ちなみに住みやすさで好評の印西市にある、大東建設が手掛けるエキシービレッジ印西牧の原~ゆかりの杜~とエキシービレッジ四街道の窓ガラスは全てLow-Eガラスです。